8月7日~8月9日まで国立女性教育会館で「女子中高生夏の学校2014~科学・技術・人との出会い~」が開催されます。これは、科学技術振興機構(JST)の「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の委託を受けた事業で、女子中高生が理系進路への扉を開く力を付けることを目的に実施されているものです。
国立高専機構では、3年前から、女子中高生に「理系に進むには高専という選択肢もある」ということを伝えるために、ポスター展示、実験教室に参加してきました。
ポスター展示は、奈良高専の女子学生が、全国の高専の代表として毎年担当しています。今年は、電気工学科2年の3名の女子学生が「15歳で工学系の道を選んだ女子学生からのメッセージ」という題で発表します。ポスター発表の準備のために連日、いっしょうけんめい頑張っています。
高専制度の特徴、高専の学習内容、高専女子の毎日、15歳で工学系の進路を選択してみて などの内容で発表します。OGに急遽、アンケート調査をしてデータを集めたりました。(御協力ありがとうございます)
この活動では、夏の学校に参加する中学生や高校生の参考になるだけではなく、発表する女子学生自身が、自分たちのことを見つめ直す機会にもなってくれればと思っています。
電気工学科では、女性技術者の育成を重点取り組み項目の一つとして活動しています。