時代のニーズに応えるカリキュラム
電気工学科は、奈良高専開学当初から、電気・電子分野の技術者を育てる学科として多数の卒業生を輩出してきました。卒業生は社会の各分野で活躍し、企業からも大変高い評価をいただいております。このような伝統にたちつつも、平成22年度からは、時代のニーズに応えるべく、学科のカリキュラムを次のように大幅に改革しました。
- 環境系科目の4科目導入し,環境問題の解決に貢献する技術者を養成します。
- 先端の電気・電子技術を学べるように新たな科目を導入しました。
- 中学校卒業後に無理なく学習できるように,科目の学年配当を検討しました。
- 実験・実習科目の見直しに“考える力”,“使える技術”が身につくようなテーマを増やしました。
また、週に1度、放課後に「合同オフィスアワー」を実施し教員による学習指導を行っています。さらに、電気工学科教員研究会を、年に数回、実施し、教育方法の改善に努めています。
このように教員一丸となって、学生の教育に努めています。
専門科目系統図
電気工学科で学ぶ専門科目には下図のような科目があり、それぞれに関連性を持たせながら、5年間で系統立てた専門教育を行なっています。
専門基礎学力の確立と実験・卒業研究を通した実践的な技術の修得をバランス良く学ぶことができます。
※ カリキュラムとシラバスについてはこちらをご覧ください。
資格取得について
電気工学科では以下のような資格取得が可能です。
- 卒業後の実務経験により全科目が免除される資格
-
第二種電気主任技術者
- 卒業することにより筆記試験が免除される資格
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第二種電気工事士
その他にも、在学中に第3種電気主任技術者や基本情報技術者、工業英検などの資格を取得する学生もいます。