本日から、夏休みに入りました。今年は、9月5日まで夏休みです。夏休みも、いろいろな行事や出張があり、なかなか空き時間を確保することが難しいのですが、後期の授業に向けて、いろいろな準備をこの時期にしておきたいと思っています。

まずは、1年生の「環境リテラシ」の準備にとりかかりたいと思っています。

5年前に開設した当初から、この科目を担当しています。この科目では、環境問題についての個々の知識を得るということよりも、技術者として環境問題に関わるマインドを育てることを目標にしています。

そのため、2年ほど前から、ディベートを使って環境問題について考える時間を作っています。相手を論破するゲームであるディベートを授業にとりいれることで、環境問題に関する様々な材料を集め、分析し、考える力をつけることが狙いです。確かに、私の知らない材料も集めてきて主張を展開する班もいて、興味深いディベートになることもあります。今年の1年生は、国語の授業でもディベートに取り組んでいるので、環境リテラシでディベートの方法の説明をする必要がなくなり、より効率的に学習できそうです。

さて、今年は、ディベートに加えて、「2050年の未来新聞」を作らせてみようかと考えています。環境白書などを読むと2050年の様々な環境予想データが掲載されています。そのデータから未来の地球、日本の姿を考えて、新聞記事にしてもらうという試みです。実は、そのデータは、かなり深刻なものが多く、学生諸君が大人になったころには、このままでは、大変な状況になっていることを知って欲しいと思います。

でも、それだけでは、ネガティブになってしまいそうなので、「2030年の未来新聞」を作って、2030年までに技術者が環境問題やエネルギー問題を解決する発明や技術を開発する予想もしてもらうことなどを考えています。

まだ、構想段階なので、どのような形にできるかわかりませんが、そのために必要な資料などをこの夏に集めたいと思っています。私にとっての夏休みの宿題の1つです。

(2014年度電気工学科主任 藤田 記)